多量の飲酒をする人の約80%が脂肪肝にかかっていると言われています。大量にアルコールを飲むと肝臓の働きに障害が生じ、脂肪の消費が間に合わなくなってしまいます。その結果、肝臓に脂肪がだぶついてそのまま居座ってしまうことが、アルコール性脂肪肝の原因と考えられます。脂肪肝解消でフォアグラ状態からの脱出してみませんか!!
多量の飲酒をする人の約80%が脂肪肝にかかっていると言われています。
大量にアルコールを飲むと肝臓の働きに障害が生じ、脂肪の消費が間に合わなくなってしまいます。その結果、肝臓に脂肪がだぶついてそのまま居座ってしまうことが、アルコール性脂肪肝の原因と考えられます。
更に、お酒を飲むときに一緒に食べる高たんぱく、高脂肪の食べ物も、脂肪肝への道を進めていると考えられます。一方、アルコールばかり飲んでいて食べ物を食べずに、栄養障害を起こし低たんぱく状態であることも、脂肪肝を引き起こす可能性があると考えられています。
一般には、アルコール性脂肪肝は、お酒をやめると回復するようです。ただし、食事などにも気を付ける必要があります。
アルコールは、善玉コレステロールであるHDLコレステロールを増やす働きがあるという学説があります。
更に、アルコールは悪玉コレステロールであるLDLコレステロールを減らす働きもあるとされています。動物性脂肪や卵などのLDLコレステロールが多い食事を取っていると、動脈の壁にコレステロールがくっついて動脈硬化を起こします。
一方、HDLコレステロールは、動脈の壁にたまったコレステロールを取り除く働きがあります。ですから、HDLコレステロールは血管を広げることになり、高血圧や心筋こうそくなどの心臓病を予防するとされています。このHDLコレステロールを十分に働かせるためには、血中総コレステロール量を220mg/dl以下にして、HDLコレステロールを40mg/dl以上に保つ必要があります。
ところが、このような働きをするアルコールの量は、ビールでは大瓶1本、清酒なら1合、ウイスキーならダブルで1杯程度です。週2日の休肝日をつくれるなら、1日に2合までがOKといわれています。.それ以上のアルコールの量は、善玉であるHDLコレステロールを増やすどころかかえって害になり、生活習慣病を起こす原因となります。
適度な飲酒(ビールなら1日につき中瓶2本以内)であれば、アルコールは善玉であるHDLコレステロールの値を高く保つ働きがあります。
しかし摂取が過ぎると、アルコールは、肝臓に中性脂肪を過剰に蓄積し、脂肪肝の原因となります。
アルコールを飲むと肝臓で中性脂肪が合成されます。中性脂肪合成のピークはアルコールを飲んで12時間後です。
合成された中性脂肪は肝臓から体の各部の末しょう組織へ運ばれますが、肝臓から運び去られるまでには、さらにその後12時間掛かります。
毎日毎日、アルコールを摂取していると次々に新たな中性脂肪が合成されることになり、肝臓の中性脂肪処理能力を超えてしまうため、脂肪肝をもたらすのです。週2日の休肝日が必要な理由はここにあったのですね!
また、飲酒する時は、アルコールと一緒に脂っこいおつまみなどを取りがちです。
アルコールが高カロリーの上、おつまみで余分なコレステロールや脂肪を摂取していることになり、これも脂肪肝の原因となります。
脂肪肝があると体がだるくなり、時には肝硬変を招くこともあります。